カテゴリー別アーカイブ: 全体的なこと

股間ビューティー

 

これから布ナプキンの話を始めますが、「男は関係ね~わ」と思わず、男女関係なく
子供も じいちゃんばあちゃんも是非聞いてください。あなたにも関係があります。

まず私が鍼灸学校に通いだした9年前の40歳の時、クラスメートの女の子との会話で 「布ナプキンいいわよ」なんて話が出ました。

私は開口一番 「それ洗わないといけないんでしょ?」と聞くと

クラスメートの女の子 「うん 洗うよ」といい、そこで話は途絶えました。

正直 血をみるのが嫌なので 月経血が付着した布を洗うの想像しただけで 気絶しそう・・・、しかもめんどくさい・・・・

これ 私だけでなく 大抵の女性が感じてることだと思います。

でも問題はそこではありませんでした。それが9年経って解りました。

今思うと そこで どうして布ナプキンがいいのか? 家に帰って調べるべきでした。
でも当時は仕事と学校の激務の時代で 心に全く余裕がありませんでした。

そしてその女の子も これこれこうだから布ナプキンがいいと説明できれば クラスメート全員を布ナプキン女子にできたんだろうけど ただ「良い」というだけで 理論の説明ができませんでした。

人に納得のいくように理論立てて説明するのは本当に難しいです。

実際 今日 布ナプキン売ってる雑貨屋の店員さんに 客である私が布ナプキンの良さを説明したら 熱心に聞いていました。

布ナプキンの説明書にも 私がこれから話すことは書いていません。

単に生理痛予防だけで布ナプキンがいいのではないのです。

もう 女の一生に関係するくらい いろんな効果があるんです。

さて (布ナプキンは面倒だから使うのは無理っ)て感じた時から月日は流れ
鍼灸師になり患者さんを診だしてもうすぐ5年・・・・

男女 大人子供分け隔てなく診ているので 各年代の女性 男性の不調の訴えにそれぞれ特徴があることが頭にしっかりしみついてきました。

そして女性特有の 肩が痛い 腕が上がらない 膝が痛いといった症状のほとんどが 骨盤うっ血が関与していることが解り、大体 腹触ると オケツの塊を触診します。

そして骨盤内のうっ滞している血を流れやすくする治療をすると 症状は軽減していき 治療を繰り返していくと 症状はなくなっていきます。

そしてこのパターンは 必ずと言っていいほど 30代~60代の女性です。男性患者さんには診られません。

なぜ女性に頻繁にみれて男性にはないのでしょう。

それは 女性には生理があるからです。
閉経した女性も もとは生理があった身体なので 骨盤うっ血と関係があります。

そして閉経した女性患者さんによく見らえるのが 尿失禁の為に おりものライナー(紙ナプキンの薄いタイプ)をつけているのが多いこと。

ここで話を私に戻します。

私は この9月から自宅でよもぎ蒸しを始めました。その自宅よもぎ蒸しセットの中に サービスで布ナプキンが付いていました。

よもぎ蒸しは まっ裸になって ぽんちょみたいなマントをかぶり 下からよもぎやハーブが入った蒸気を30分くらい股間に当てて 冷え予防や生理痛予防 デトックス 代謝アップを図る 韓国で600年前からある民間療法です。

よもぎ蒸しを 2か月つづけて 冷え改善や 腹周りの血液循環が良くなり ウエスト周りがスッキリ 肌のつやも良くなってます。

股間には 肛門と 膣があります。どちらも 体表近くに デリケートゾーンとして粘膜が出ています。
粘膜は他の皮膚と違い いろんなものを吸収しやすい特徴があります。

そこに身体にいいハーブや 殺菌作用が高いよもぎの蒸気を当てることで 体質改善を図ります。

粘膜はデリケートだけど ある意味薬剤の効き目が早いです。だから座薬はよく効くんです。

というわけで よもぎ蒸しの良さを実感したら次は 布ナプキンも試してみようと思いました。

というのも 膣や肛門に直接触れる紙ナプキンの成分には 風邪ひいたとき頭冷やすシートに使われている高分子吸収ポリマーという化学物質が使われてるとネットで書かれていたからです。

そんなもんあのデリケートゾーンに装着して しかも月経血を吸収して 大きな血の吸収体なったら 絶対その吸収面に触れてる股間は冷える!!ってことに気づいたんです!

もっというと通気性悪いから 股間の汗でも冷えるよ 紙ナプキン。しかも化学物質入ってるし。

おー 夜用生理ナプキン ちょーでっかいから 骨盤そのもの冷やすじゃん! 蒸れるじゃん!
生理の血 寝てる間にも出したいのに 出ないじゃん!!

というわけで よもぎ蒸しセットにサービスでついていた布ナプキンを使用したところ、ぶっちゃけ 布が硬くて 股間が痛く

装着感悪ーーーと感じ この布ナプキンはパス!

他に良い布ナプキンはないか調べて ネットで安くてかわいらしい柄のを取り寄せてみました。

使い捨て布ナプキンもある。

これがとにかく柔らかくて 装着感が ほっとするくらい柔らかで あったかい。

普段は4日で終わる生理が6日間も続いて 出るわ出るわ 根こそぎオケツ(月経血)が出た感じ。

股間が布ナプキンで あったかいので 安心して ドンドン血が出るイメージです。

そして なによりびっくりしたのが あの生理特有の臭いが全くないこと!

月経血自体は無臭だったのです!

紙ナプキンで 通気性が悪くて 股間の汗が蒸れて 臭っていたのです。

布ナプキンの良さを実感した私は 生理痛や 生理後のナプキンかぶれで困ってる患者さんに ドンドン布ナプキンを勧めました。

20代の若い患者さんには 「紙から布ナプキンに変えたら うちに来んでいいわ~」

30代で 生理痛がひどいとか言ってる患者さんには 「 とにかく紙から布ナプキンにしてみねー。 全然違うから! 生理の周期も安定してくるし、このお腹が冷えてるのも変わって来るから。」

患者さん 「 でも 漏れるんじゃありません? 」

「 うん 漏れる! 漏れたわ 私こないだ、2日目 3日目。 でも 失敗して またいろんな大きいタイプの布ナプキン取り寄せてるし、いろいろ試してみようと思うんよ。とにかく 股間が温かいから しっかり月経血出るんよ。

今までは 紙ナプキンで 逆に股間冷やしてたから 月経血が出切らんで

子宮筋腫や 卵巣嚢腫とか 不妊とか 不正出血とか 子宮内膜症とかになっとったんよ。

お腹の中の古い血が 出んままで 骨盤内にあって 他の臓器圧迫くして 便秘ってパターンもあるだろうし
足先が冷えるってのもあるだろうし・・・

とにかく 月経ていうのは 一か月に一度の 血のゴミ出し日なんよ。 それを私らは今まで ゴミステーションの周りを紙ナプキンで囲って 内部を冷やして ゴミ出しが全部できてなかったんよ。

だから 歳取って段々腹周り太って来るし・・・

女性の患者さんだけなんよ 股間が黒ずんでる人多いのは・・・ 紙ナプキンかぶれなんよ、、

とにかくゴミ出さんといけんのに 出口ふさいでたんよ、、、

もう タンポンなんて 大バカもんよ~、、、栓してどうするん、、、

布ナプキンは 漏れてもいいからとにかくためしてみね。

紙ナプキン使うときは 旅行に行くときくらいにして 普段は面倒だけど 自分をいたわる意味で 手をかけてやるんよ。

しかもこんなかわいい布ナプキンもあるんよ。」

こんな話を患者さんに この一か月間何度したことか、、、

相当疲れました、、、

そして宣伝効果はすばらしく、布ナプキンをした患者さんは 開口一番

「よかったぁ~」と 安堵のような感想を言います。

今まで生理後は必ずかぶれてた人が 布ナプキンのせいで全然かぶれなかった。

いつもよりたくさん月経血が出た。

生理痛が楽だった。

私の治療に通わなくても、まず女性は布ナプキンにすることで 本来の巡ってる身体にもどっていく。

というわけで 頭のいい方ならどうして生理が終わってるのに私に関係があるのか解ったでしょう。

私たちはまだ生理の時だけ 装着していますが
尿失禁を心配しておりものライナーつけてる人は356日だと思います。

そうなると股間冷やしてる時間 相当なもんです。
大体そんな患者さんに限って 膝が痛いと訴えます(100%女性患者さん)。

最近 アトピーの人多いですが
赤ちゃんの紙おむつ これでおえんのわかったでしょう!

アトピーは腸内環境が悪いと言われていますが 肛門は腸の出口であり 何にでも影響を受けやすいデリケートゾーン。 おむつ内が おしっこで埋め尽くされたら もうお尻そのまんま冷やしてますね、、、

私が子供のころは まだ布おむつ主流だったからよかったですが
この記事読んだ方は 是非とも お孫さん お子さんには 布おむつして欲しいです。

同じことが これから認知になり 介護用紙おむつつけるかもしれない年代の方にも言えます。
ボケてしまったら自分ではどうしようもありませんが
とりあえず何かの縁です。この記事に目を通しておいたことだけはちろっと覚えておいてください。

便利なものばかりがもてはやされる時代に
結局その便利なもので恩恵を受けていたわけではなく
使う年月が長ければ長いほど
陰湿で根深い身体の不調を作ってきました。

そのことが解って 私は相当落ち込んでいます・・・
今までの人生 やり直したい・・・

私はもうすぐ閉経する年代ですが 35年間 紙ナプキン使ってきた人生を 返して欲しいくらいです。

生理になった時からずっと今まで布ナプキンを使い 月経血のついた布ナプキンを洗うのが習慣とする生活を送っていたら
生理不順や 長引く不正出血 子宮内膜肥厚のオペなどを受けることはなかったでしょう。

自分が鍼灸師になり いろいろ体調管理に気を配っている生活をしているここ5年間で生理周期も安定して
生理痛もない 健康な体になっていますが、

それでも 布ナプキンに変えたたった一回の一番新しい生理のスッキリ感は感動しました。

次に生理が来るのが楽しみです。

面倒だとか 今まで普通だと思っていた固定観念を捨てて、
原始的な 面倒だけど自分をいたわる生活してみませんか?

そうすると 今まで自分が知らなかった 巡ってる自分に会えます。
きれいで 血色のいい肌の自分になって行くと思います。

もちろん鍼灸院に通う頻度も 更に少なくなっていきます。。。

私が身を粉にして治療している患者さんの本質にある根深い悪い敵は 実は紙ナプキンだったんだってことが解ったら もう 敵が巨大すぎて 大きなため息をつくばかりですが、

とにかくできることをコツコツやっていくしかありません。

正義と思うことはまず伝えるのです。

自分の身体を守るのは 自分しかありません。
この理論に納得したら 是非実行してみてください。

便利な紙ナプキンおさらばして
本当に美しい骨盤 美しい股間になりましょう!

DSCF4658← よもぎ蒸しセットに付いていた布ナプキン。

布の厚みが薄く 着け心地が痛かったです。

DSCF4659← 妹は 手芸センタードリームで 布ナプキンキッドを買って自分で作るそうです。

マメな良き女性だと思います。

DSCF4660DSCF4661

 

 

 

DSCF4770

これが布ナプキンの着け心地がすごく良かった品物。

多い日用、普通用、おりものライナーと三種類取り寄せました。

柄がとってもかわいくって使うのが楽しくなります。

DSCF4766
使い捨て布ナプキンもあります。

 

DSCF4768おりものライナーには 防水布は入っていません。

だからこそ 普段安心して余計着けていられると思います。

DSCF4771この布ナプキンメーカーさんからのお心遣い。

実際 手に取って見てください。
パンフレットも置いているので、気に入ったらご自分でネットで注文してみてください。

大げさでなく 人生変わりますよ。。。

24時間受けたい

先週 午後のんびりと経理伝票を打っている折 予約の電話が入りました。

患者さん 「鍼治療をお願いしたいんですが」

私 「ラッキーですねー たまたま今なら空いてますが 」(普段は当日は まず無理なのよね、、、)

患者さん 「では是非お願いします」

(いろいろ質問せず すぐにお願いしますなんて こりゃ 初めてのうちの鍼 大丈夫か?と思い・・・)

私 「 うちの鍼 マニアックで通好みなんですが いいんです? ホントに?」 と 逆に私の方から質問をする。

(ポンポンと 一、二本打って ハイ 千円なんていう鍼灸整骨院の鍼をイメージされると すごく困るのよね、、、 手加減はするけど しっかり効かせる鍼なので・・・)

患者さん 「 はい 全然かまいません! 」

というわけで 来られた患者さんは県北から 知人の知人に うちの噂を聞いてやってきたという40代の男性。

しかも鍼慣れしてるみたいで、響きが好きらしく

「 先生 一本も外しませんねー 」

(いや それが仕事だし・・・)

「 この響きがたまらん・・・ 24時間この鍼受けときたいわ・・・・」

(いやいや それは 私の身体が疲れる、、、、)

さすがにこんなに響き好きな人は初めてで 一瞬 うっそ~(~o~)って思いましたが

とにかく 鍼の感受性は 人それぞれですね・・・。

痛くない鍼をしようと思えばいくらでもできるけど
そんなことやってたら 治療にならないから
適材適所で 治療時間内に一番いいと思われる刺激量で治療をまとめることを考えてるんだけど・・・。

というわけで この患者さんにうちの鍼灸院を紹介した方が誰なのか 最後の最後に話をしていて解ったんですが、

なんと 私の鍼を ちょーーーーー痛てーーーーーーーー、、、と 毎回呻いた方でした!!

ますます よ~解らんけど 面白い出来事でした。。。

3年

もうすぐここに鍼灸院を開いて3年になります。濃厚な3年間でした。

8753c56610年前に 自分自身の踵の痛み(ランニング障害)をなんとかするため 鍼灸治療と出会い、その治療内容と効果に とても″面白味″を感じました。

(←2007年 とある鍼灸院で 私の右足を治療中)

手術しても良くならなかった左踵の痛み・・・ これ もしかして鍼灸治療に早くから出会ってたら 踵にメス入れずに済んだかも・・・そんな風に マジで思った。

でも 鍼をどこ狙って入れてるのか?鍼を入れられた時に ズーンとくる響きは何なのか? 治療中 先生に質問しても納得のいく答えは帰って来ず・・・

だからこそ ″面白味″を追究しようと 鍼灸師になる道を選んだ。

もっと知りたいと思った。

鍼灸学校の授業内容は 国家試験用の内容で、鍼の響きを質問するどころか 超低レベルで、解剖学の授業中に講師に一般的な質問しても答えは 「来週の時間までに調べときます・・・」なんて有様・・・

東洋医学の先生は 経験だけに頼った内容で、鍼を刺した場所は科学的にこんな現象が起きてるから 鍼灸治療して良くなるんだとはっきりと説明できる先生は皆無、

正直めちゃくちゃ落胆した。

とっとと授業カリキュラムをこなして、自分が知りたい勉強をしたいと思った。

卒業してから1年間は 3年間の仕事と学校の無理な両立生活がたたり 喘息症状が悪化、体調を崩したのもあるけど やっと念願の自分の知りたいと思っていることを勉強しまくっていた。

そこで出会ったのが 長野式鍼灸治療の本で これはすごく本質を突いた内容だった。

痛いところとは全然違う箇所をセット鍼で治療することにより 離れた患部に作用し 実際雇われ鍼灸師で整骨院で働いていた時、たった10分の治療でも 患者さんの改善した変化に手ごたえを感じた。

もうこうなったら その仕組みが科学的に知りたいと思った。疑問は違うベクトルで増幅していた。

そして開業して患者さんに時間をかけてじっくり治療していくうちに その治療ポイントがすべて バランスを整えることを狙っているんだってことが解ってき出した。

気のバランス、水分バランス、血流バランス、内臓配置の前後バランス 左右バランスを整えるのを狙ってるんだ! 上下 左右 前後バランス・・・スパイラルもあるぞ!! 面白かった・・・ そうなると 定番の長野式の治療ポイントだけでなく 経絡や筋膜走行の流れを読んで 自分流の いや、その患者さんの身体に合ったオリジナルの治療ポイントが自ずと解ってきだした。

なおかつ 患者さんを細かく診れば診るほど

結局 病気って いろいろ名前が付いてるけど 悪くなっていく過程は すべてバランスが崩れていくから病気になるのであって 疾患名は 単に局所的に起こってることに名前つけてるに過ぎない

そんなもんに踊らされて その場所だけに作用する薬飲んだり 痛いところに徒手療法行っても無意味 ・・・ いや違う 単に臭いものに蓋してるだけで 逆に 病巣を増幅させてきていることに気づきだした・・・

膝が痛いからと安易にメスを入れて 結合組織を切り裂くことが 後々どれだけその患者さんの体全体に悪影響を与えるのか解ってない医療が蔓延している・・・ 患者さんも それが医療であり治療だと思い込んでる・・・ それで治るんだと信じ込んでる・・・ それが今の医療の実態・・・

痛みの仕組みが解れば解るほど現在の医療は 大間違いで、目先の対処しかしていない・・・
本当の治療は痛みを訴えている場所じゃなく 痛くなった原因の箇所にアプローチして 全体のバランスを整えることに重きを置くべきなのに・・・

そして同じ患者さんを繰り返し治療すればするほど 結局最後は 胃の機能を調整することになると気づいた・・・(詳しく言うと 胃と膵臓)

結局 最後はここなんだ・・・

胃は 食べ物を消化する場所・・・ でもその消化する食べ物が 身体の中で自然に起こるはずの生体反応とは違う 身体の機能を損なう反応を起こすもんだったら・・・

食にも目線が切り込んで行った・・・

そして世に蔓延している 食事情は 害のあるものがほとんどで 本来 体を元気にする食は 探すのがちょー大変なこともわかってきだした。

解れば解るほど いっぱいこの世の中に失望した3年間だった。

でも これを解らず の~天気に死んでいくより 解って良かったと思う。本当に良いものが解ったから。

今 私の頭の中は すごくクリアーです。

足の小指の爪の根元に お灸をしたら逆子が治るのは 鍼灸師ならだれでも知ってる 古典的な治療法。
でもそれはどうして良くなるのか? 理論立てて言える人はいなかった。

でも今では その作用機序どころか 足の小指の爪が小さい人とか、指が浮いてる人が、どういう不定愁訴が出ているのか解るようになった。

鍼の響きは何なのか鍼灸の専門書でさえ ズーンとくる響きの正体は解らないと特集記事で出てるけど、
私の言葉で はっきり言える。

痛みの原因はもとより どうして痛みは出るのか? この先 どう生活していくとまた痛みが出るのか、時間軸を 過去 現在 未来と想像して 総合的に患者さんを良くすることを考えたら、患者さん自身の食生活の改善と、生活する上での靴や衣類、環境も改善しなくてはだめなんだ。その目線を持つことが大事なんだ。

それが徐々に解ってき出したら

逆に 私を心底から臨床へと突き動かしていた原動力 ″面白味″が薄くなってきた・・・・。

仕事が忙しくなればなるほど義務感と孤独感が強くなっていった・・・。

この感情が 開業して3年もたたない間に来るとは思わなかった。

10年前に辿り着きたいと思っていた 私の決めたゴールに 思ってたより早く辿り着いてしまった・・・

「なかなか自分の決めたゴールに辿り着ける人はいないよ・・・」と友人は言った。

もう 全ての仕組みが解ってしまったから こんなしんどい仕事 辞めてしまいたいと思った・・

心底 そう思った。

でも 今の私の知識と技術があるのは、私を信じて治療に来てくれてる患者さんあってのものなんだよね・・・

同じ患者さんが 繰り返し来てくれたからこそ 解った事実が本当にたくさんある。

だから 自分一人でここまで来たんじゃないってことを絶対に忘れちゃいけない。

そして単なる自己満足でこのまま終わってはいけない。

私が得た知識と技術を 不格好でもいいから形に残す作業を始めようと思う。
(ここに書いて 自分のケツ叩いてます)

DSCF4141読み込んだこれらの書籍と
患者さんのカルテが私の師匠。

人に物事を伝えるのは本当に難しいし 大変なことなんだけど
もう重い腰をあげんとおえん、、、

すべてが解ったと思ってるけど、
患者さんを一人一人じっくり診ていくと 毎日 また新たな発見や面白味が湧いてくるし、
DSCF4122人に伝えようと文章を書いていくうちに また新たな疑問もきっと湧いて出てくるだろう・・・

死ぬまで山登りは続きそう・・・(半分泣いてる)

さて、、、もう一踏ん張りします・・・

鍼は痛い?

「鍼は痛いですか?」

「お灸って熱いです?」

よく聞かれる質問です。

最初の内は 鍼してて 患者さんが痛い痛いと言っていたら 「大丈夫ですか、ちょっと刺激弱くしましょうか?」などと なだめていました。

しかし 今は 治すことに真剣で そんなことにいちいち真面目に反応しなくなりました。

とがったもの刺すんだから 基本 鍼は痛くて当たり前

肌に熱刺激をあたえるんだから 基本 お灸も熱くて当たり前

ただ 鍼も 刺入するとき できるだけストレートに入るように 鍼を入れるための筒の径をかなり細くしています。 それはとても面倒で技が必要なことだけど それをすることで 刺入時の チクっとした痛みが出る確率をかなり低くできます。それプラス 自分の手技が楽になる鍼の太さではなく 刺入する部位の深さや 敏感度(足の裏とかはかなり痛いので)、その人のその時の体調を考慮し、さまざまな太さと長さから 妥当な鍼を選んで治療しています。(鍼の長さと太さがそれぞれ違う 15種類の鍼を常備しています)

大体 患者さんが痛い痛いと言っているのは 響きと言う 鍼独特の感覚で それは逆に 良い場所に当たっている証拠。私は 患者さんが我慢できそうなら 手をゆるめません。

お灸も ある程度熱くないと 効き目はありません。

痛くない鍼 熱くないお灸・・・・ 患者さんをなだめるような言葉は使いません。

治りたくて来ている患者さんなら 解ると思います。

痛くても良くなれば患者さんは治療に更に積極的になってくれます。

鍼は基本 痛いものだと思っててください。

痛くない鍼を打って その時は良かったんだけど すぐまた元に戻った・・・ と言われるより 「鍼はちょっと痛いけど 効くし 体調良くなっていくよ」と言われる治療を心掛けています。

それに響きをすべて痛いと感じる人ばかりじゃありません。

鍼の響きを 「えっ!? これくらいなら大丈夫」という人が5割、「痛いけど 時に気持ちいい」という人が3割、「とにかく痛い 苦手」と言う人が1割、「気持ちいい」「くせになる」という人が1割っていう割合です。

お灸も最初は熱い熱いと言っていた患者さんが 「最後のあのツーンとくる熱さがいいわぁ」と 笑って報告してくれる場面も多々あります。

治療はちょっと痛い ちょっと熱いけど 我慢してください。

こちらは薬も 特殊機械もない ただ鍼とお灸だけで 患者さんの痛みを取ろうと必死で治療しています。

患者さんが 痛い思い 熱い思いをした分は 副作用なく 自然治癒力を上げて 治る方向へと動いていきます。。。

ボキャブラリー

患者さんの様々な痛み、訴え・・・・

ただ肩が痛い 腰が痛いと言われても どう痛いのか? 右左どっちが痛いとか いろいろ こちらから聞くことがたくさんあるのですが・・・・

私の鍼治療に慣れてくれている患者さんは オリジナリティー豊かな表現で 痛みや不定愁訴を訴えてくれます。

それがボキャブラリー豊かで ホント 面白いんです!

まずは 肩甲骨の内側が痛む患者さんの場合
「上に向いて寝たらキューーーッと引っ張られるような感じ・・・」(普通レベルで 良くわかります。。。)

頭痛に悩まされてる患者さんは
「脳天にツーン!と突き抜けるような痛み」(ワサビが効いてそうな感じで面白いです。ちなみにこの方は頭部瘀血治療で良くなりました)

イライラが溜まって 首から上に違和感が溜まってきている患者さんは
「頭がポンっってなるような感じ」(大ウケしました

ボキャブラリー豊かに 痛みの表現をしてもらえると 診断材料になって とても役に立ちます。

私のカルテには 患者さんの言った言葉をそのまま記録して あとで考察材料にしています。

ただ「痛い!」っていう患者さんと比べて どれだけありがたいか・・・

というわけで 治療部屋の中は 私の笑い声と患者さんの笑い声で 結構盛り上がってる時間があります

筋肉に刺すの?

では 筋肉を緩めるために 筋肉に鍼を入れずに どうして腱に鍼を入れるのでしょう?

筋肉をゆるめようとして 筋肉にグサグサ鍼を入れても 筋肉はゆるみません。

筋肉の張力をセンサーしているのが 骨に近い部分の腱なんです。

なので腱付近に鍼を入れると 効率よく筋肉は緩みます。

また 筋肉は腕や足など ほとんど層状に複数の筋肉が重なって存在します。

そして筋肉疲労すると 重なり合っている部分の動きが出なくなって 結果的に触ってみると硬く感じたりします。

鍼はその筋肉と筋肉の重なり合っている隙間を狙って入れます。そうすることで筋肉同士の間に動きが復活して 結果的に 張りが取れて柔らかくなるのです。

しかしいきなり疲れた筋肉の隙間に鍼を入れても 腱付近に鍼を入れても スカッと元の筋肉の長さや位置には戻りません。 じっくり遠赤(赤外線治療器)を当てたり お灸をしたりと 下ごしらえしてから 元の筋肉の位置に戻る段階の治療に入ります。