カテゴリー別アーカイブ: お灸について

長生灸のソフト

DSCF4332DSCF4326我が鍼灸院で愛用している長生灸から 新発売で
ほんのりソフトが出たので 早速取り寄せてみました。

左から 赤(ハード:熱め) 銀(レギュラー:普通) 緑(ライト:弱め) そしてピンクが新発売のソフト(ほんのり)

DSCF4327横から見ると 台座の型紙の厚さが 緑のライトから 一気に分厚くなってて こんなんで効くんか?と思ったほど。

 

 

 

DSCF4330合谷付近の シミができてるところに置いたけど、
ほとんど 熱さを感じず、、、、全然物足りないけど
眉間の攅竹というツボにはほどよい熱さで 丁度いい。
顔のお灸には 私 向いてるなと思いました。

最近は 気温も暑くなってきていて なおかつ湿度も高くなってきてて
ふだんから 銀色のお灸を自宅でやってる患者さんが 緑のお灸に格下げしてる方が多いです。

中には 肌にぽつぽつ赤い湿疹を作って来てる患者さんに どうしたんですか?と尋ねると

「なんか虫に刺されたみたいで かゆいの」と言われたんだけど

どうも 普段から銀色のお灸をしているところが水膨れになって そのあと掻いたみたいで

私 「お灸を 銀色から 緑に格下げしてください。体調も良くなると お灸の熱さもすごく感じやすくなるんですよ。夏場は 緑でいいと思います」 と指導しているほど。。

DSCF4331お灸も 鍼と同様 場所にもよりますが、熱さを感じやすい人 感じにくい人、やけどしやすい人 しない人・・・さまざまです。

用途と 体質に応じて 適材適所のお灸を選んで 楽しんでせフルメンテナンスしてほしいと思います。

お灸の効果

「お灸はいいよ」と 良く言いますが、じゃぁ 一体どういう風にいいの?

お灸を継続すると 身体はどういった変化が起きるの?

この質問にスッと答えられるのは 鍼灸師でもなかなかいないのではないでしょうか・・・。

私自身 学校で習った教科書を引っ張り出し お灸の効能を書いているページを探しても 簡潔に書いてあるページ ないんですよ これが、、、結構いい加減だと思いませんか? 教科書にわかりやすく書いてないんですよ、、、ということはアバウトなんです 一般的なお灸のイメージは。

で 私の愛読書でありバイブル『鍼灸臨床わが三十年の軌跡』長野潔著によると

①各種白血球の増加とその持続

②白血球の平均遊走速度の増進

③血清中のオプソニン効果の増加と持続

④黄色ブドウ球菌に対する白血球の食菌力の増加

⑤副腎皮質刺激ホルモンの活性化

⑥血液のコルチゾン(副腎皮質ホルモンの一種)水準の高化

とあります。

・・・ 私は理解できるのですが 患者さんにとっては 一気に説明が細かくなりすぎて よ~わかりません、、、

で 私自身が毎日お灸をして、実際臨床で患者さんにお灸をして、なおかつ長期的に(数か月)毎日自宅で施灸してくださってる患者さんを見て 私なりのお灸の効果を列挙すると

① 免疫力が上がる

② 基礎体温が上がる

③ グリグリ(トリガーポイント)が小さくなる

④ 瘀血(”おけつ””と言います。体の中で滞ってる 古い血のことです)が流れやすくなる

以上 4点がデカい効能だと思います。

それぞれ効果を狙ってお灸するポイントは違うし 人によっても違います。治療してみて患者さんに その患者さんオリジナルの 一番効果的なポイントを毎日お灸してもらうようアドバイスします。

そして患者さんに毎日自宅でお灸をしてもらうことで 経済的・時間的負担を軽くし、なおかつ治療効果を維持ないし高めるのが 私が一番狙っていることです。

次回は いよいよ瘀血(おけつ)について触れていこうと思います。

筒灸

広範囲に温めたいときは この竹筒で作った 筒灸(私が勝手に命名)を使います。

caaed9e3仙骨部分 腰のど真ん中 背中のど真ん中などに置いて温めます。

作り方も 百均で そばちょこを買ってきて 底をカット、径の合う茶こしを用意して その中に 荒もぐさを入れていました。

 

 

 

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b881833bただそれが すごい煙です、、、 なので最近は 煙が出ない炭化もぐさをこの茶こしの中に入れて使っています。

 

 

 

0e3af04aこのお灸を体感して良さを感じた 患者さんのおじいちゃんが ご自分用と 私用に ニュー筒灸を作ってくださいました。。。嬉しかったです。 今はこのおじいちゃんが作ってくれた筒灸を治療中バンバン使っています。

台座灸

P1020111私が多用しているお灸です。

利点はもぐさひねるお灸に比べて 扱いやすいこと。裏面がシールなので 逆さにしても落ちません。

真ん中の穴から熱気を感じます。

赤 銀 緑色は 熱さの加減で 三段階あります。

お灸の熱さは 個人差がかなりあるし 台座灸を置く場所によっても熱さの感じ方がかなり違います。

真ん中の筒の部分には 前回投稿したもぐさが詰まってます。この台座灸を 自宅で患者さんにもやってもらいます。 本当はもぐさひねるお灸の方が効果がよいので 勧めるのですが 扱いにくいので 台座灸をやる患者さんが圧倒的に多いです。

でもとにかくお灸は 火に久しいと書くように 毎日こつこつ続けてもらうことが一番大事なので 効果は半減だけど 台座灸でもやってもらうと 一か月後 二か月後 かなり体調の変化を感じます。

もぐさひねるお灸

P1020110この左の線香ともぐさが おばあちゃんにすえられていたイメージの いわゆる ”やいと”です。

直にこのもぐさを肌に置いて火をつけるので どんなに小さくひねって置いても 結構どころか かなり熱いです、、、

でも だからこそ よく効きます 効果は絶大です。

ところでもぐさって何からできてるでしょう?

道端に生えているよもぎがありますよね。あの葉っぱの裏側に 白いケバケバした細かい毛がありますが あれが正体です。 ヨモギを乾燥させて あのケバケバだけ集めたのが このもぐさです。

触り心地はなんともホゲホゲで 気持ちいいです。。。

このもぐさを固くひねって置けば かなり熱いお灸になり ホゲホゲに かるーく やわらかーに 空気をたくさん含ませるようなイメージで据えると かなりホワッとした 柔らかい温かさになりますが

これが実に難しい、、、

私 そんなにヘタクソではありませんが 決して得意ではありません、、、

では次回は そんなヘタクソさんでもできる 台座灸(せんねん灸みたいなやつ)についてお話しします。。。

お灸について(プロローグ)

私の鍼灸院ではお灸を多用します。

なぜなら慢性的な疾患には 鍼よりお灸のほうが効く・・・というか お灸の力を借りて より早い快復を目指しているからです。

鍼灸治療には 鍼 と 灸で ”鍼灸”と言うように 冷やすものは使いません。

私は 鍼とお灸という二つのアイテムを使って 身体全体の気血の巡りを良くするために 日々四苦八苦しながら治療しています、、、。

昔はお灸といえば ”やいと” と言って 悪いことをしたらおばあちゃんにすえられる 言わば 罰 みたいなところがありましたが、私が患者さんに勧めるお灸は そのイメージとはかなり違います。

このページはしばらくお灸について毎日詳しく紹介しようと思います(つづく・・・・)